人の属性の嗜好のリスト

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【人への属性の嗜好】ひとへのぞくせいのしこう、ヒトヘノゾクセイノシコウ、英語:Preferences based on personal attributes

人の属性の様々な嗜好について

「人の属性の嗜好」とは、「お姉さん」から「熟女」、あるいは「幼さ」への執着。人が持つ社会的背景や年齢という抗えない『属性』に欲情するのは、極めて根源的な欲求です。制服が象徴する身分や、親子ほど離れた年齢差が生む支配と依存のコントラスト。本カテゴリでは、属性が放つ記号的な魅力に抗えない方々へ向けた、ニッチで濃密な嗜好の世界を紐解きます。この頁では様々な「信仰」に関する嗜好の言葉を紹介していきます。

女性という属性に関する嗜好

カリギネフィリア(caligynephilia):容姿が端麗である「美女」に対して、極めて強い性的愛好や執着を持つ状態を指します。単なる美人好きを超え、視覚的な美の完成度そのものが性的な興奮のスイッチとなる傾向があります。美の女神に由来する言葉であり、美しさが恐怖や圧倒的な力として機能する「美人恐怖症」とも裏表の概念として語られます。
ギネコフィア(gynecophilia):成人した大人の女性に対して性的な魅力を感じる、標準的な意味での女性愛を指します。特に「成人期」としての成熟した肉体や社会的な佇まいに焦点を当てた言葉であり、児童や幼児を対象とするものとは明確に区別されます。女性が持つ母性や、洗練された女性らしさを賛美する、普遍的かつ学術的な愛好の表現です。
ギネフィリア(gynephilia):女性に対して性的な魅力を感じる性質を指し、ギネセクシュアリティと同義です。この言葉は、自身の性別を問わず、対象が女性であることに重きを置く表現として使われます。対象となる女性の生物学的な性、あるいはジェンダーとしての女性像に惹かれる心理を包括しており、非常に広範な女性愛の定義といえます。
ギノフィリア(gynophilia):女性、あるいは女性的なものに対して性的な関心や愛情を抱く性質を指します。ギネフィリアとほぼ同義ですが、より広く「女性性」そのものに魅力を感じるニュアンスを含みます。対象が持つ柔らかさ、美しさ、あるいは社会的な女性像といった要素が、性的な興奮や深い愛着を引き起こす動機となる純粋な女性愛の形です。
コレフィリア(korephilia):思春期の入り口に立つような「少女」に対して、清純さや未完成な美しさを感じ、性的な執着を抱くことを指します。ギリシャ語で少女を意味する言葉に由来し、神話的な処女性や、大人になる前の神聖な美しさを崇めるような心理が含まれます。現代のサブカルチャーにおける「美少女趣味」の根源的な心理に近い言葉です。
パルテノフィリア(parthenophilia):処主であること、あるいは汚れを知らない少女に対して、絶対的な価値を見出し、性的な魅力を感じる趣愛を指します。他者に触れられていないという「純潔性」に神聖な価値を見出す心理であり、自分が最初の相手になるという独占欲や、無垢な存在を染め上げたいという加虐的な欲望が絡み合う愛好です。
ビーナストラフィリア(venustraphilia):容姿の美しい女性、いわゆる「美女」に対して、崇拝に近い強い性的な魅力を感じる傾向を指します。美の女神ヴィーナスに由来し、その完璧な美しさに圧倒されること自体に快感を覚えます。一方で、その美しさが強烈すぎるために緊張や恐怖を伴う「美女恐怖症」的な側面も含む、美への過剰な反応を意味する言葉です。

男性という属性に関する嗜好

アンドロフィリア(androphilia):成人男性に対して性的な魅力を感じる愛好を指し、アンドロセクシュアリティと同義で用いられます。単に「ゲイ」というラベルを貼るのではなく、対象の「男性的な生物学的特徴」や「男らしさ」そのものに愛着を抱く心理を強調する言葉であり、性的指向をより客観的な視点から記述する際に重用されます。
アヘンフィリア(arrhenphilia):成人男性に対する性的愛好を指す言葉です。語源的にはギリシャ語で「オス」を意味する言葉に由来しており、アンドロフィリアと同様の意味を持ちますが、より生物学的な「雄性」への執着や、力強い男性像への思慕を強調する文脈で使われることがあります。男性の身体性そのものを神聖視、あるいは渇望する心理です。
ホミノフィリア(hominophilia):成人男性、特に「人間としての男性」という存在そのものに強い性的な愛着を抱くことを指します。ホモセクシュアルという言葉の代替として使われることもあり、単なる性行為の対象としてだけでなく、男性同士の親密な情愛や、男性社会の中での絆に性的な価値を見出すという、深い人間愛に基づいた男性愛を意味します。
コロフィリア(korophilia):まだ幼さの残る「少年」に対して性的な魅力を感じる傾向を指します。男性の成熟した力強さではなく、少年の線が細く中性的な魅力や、成長過程にある未熟な肉体に惹かれる心理です。歴史的・文学的にも「美少年愛」として数多くの作品の題材となっており、育成や純粋さへの執着がその背景に存在することが多いです。

ジェンダーの属性に関する嗜好

アンビフィリア(ambiphilia):特定の個人において、男性と女性の両方の特徴を持つ相手に惹かれる、あるいは男女両性に対して性愛を抱く性質を指します。バイセクシュアリティに近い概念ですが、特定の対象が持つ「両性具有的」な魅力に焦点を当てる場合もあり、セクシュアリティの境界を揺るがすような広義の愛好として用いられます。
アンドロギノフィリア(androgynophilia):男性性と女性性の両方の特徴を併せ持つ「中性的」な容姿や性質を持つ人物に対する性的愛好を指します。アンドロギュノス(両性具有)への憧憬を含んでおり、二項対立的な性別の枠組みに収まらない、神秘的で曖昧な美しさを備えた個体に性的な興奮を覚える、非常に耽美的な趣向といえます。
アンドロギノフィリア(androgynophilia):男性性と女性性の両方の特徴を併せ持つ「中性的」な容姿や性質を持つ人物に対する性的愛好を指します。アンドロギュノス(両性具有)への憧憬を含んでおり、二項対立的な性別の枠組みに収まらない、神秘的で曖昧な美しさを備えた個体に性的な興奮を覚える、非常に耽美的な趣向といえます。
アンビフィリア(ambiphilia):特定の個人において、男性と女性の両方の特徴を持つ相手に惹かれる、あるいは男女両性に対して性愛を抱く性質を指します。バイセクシュアリティに近い概念ですが、特定の対象が持つ「両性具有的」な魅力に焦点を当てる場合もあり、セクシュアリティの境界を揺るがすような広義の愛好として用いられます。
アンドロギノフィリア(androgynophilia):男性性と女性性の両方の特徴を併せ持つ「中性的」な容姿や性質を持つ人物に対する性的愛好を指します。アンドロギュノス(両性具有)への憧憬を含んでおり、二項対立的な性別の枠組みに収まらない、神秘的で曖昧な美しさを備えた個体に性的な興奮を覚える、非常に耽美的な趣向といえます。
アンドロミメトフィリア(andromimetophilia):トランス男性(FtM)、あるいは男性のような外見や振る舞いをする女性(男装者)に対して性的な魅力を感じる趣向を指します。性自認や性指向が複雑に絡み合う領域であり、単なる「男性好き」とは異なり、女性が男性性を模倣・表現している姿そのものにフェティシズムを見出す点が特徴的です。
ガイナンドゥラモーフォフィリア(gynandromorphophilia):主に性転換手術を受けたトランスジェンダーの女性、あるいは両性具有的な身体的特徴を持つ人物への性的愛好を指します。男性器を保持しながらも女性の肉体を持つといった、既存の男女の枠組みを超越した特殊な身体造形に魅了される心理であり、アダルト業界でも一つの大きなジャンルを形成しています。
ガイネミメトフィリア(gynemimetophilia):トランス女性(MtF)、あるいは女性のように振る舞い、装う男性に対して性的な魅力を感じる趣向を指します。いわゆる「女装者」へのフェティシズムを含み、男性が女性的な記号を身に纏うことで生じる「擬態の美」や、その境界線上にある独特のセクシュアリティに惹かれる、根強い愛好ジャンルです。
ホモフィリア(homophilia):自分と同じ性別、あるいは同一の性質を持つものに対して愛着や性的魅力を感じる性質を指します。かつては心理的・感情的な繋がりを強調する肯定的な用語として使われていました。単調さや同一性の中に安心感と興奮を見出すという、本質的な「似た者同士」への愛好であり、精神的な連帯感を重視する傾向があります。
レスボフィリア(lesbophilia):女性が女性に対して性的な魅力を感じ、愛好する性質を指します。単なる性的指向としてのレズビアニズムを超え、女性同士の間に流れる特有の親密さ、官能性、美意識に強く固執し、それを至上のものとして愛でる心理。女性の肉体美や感性のみで構成されるクローズドな世界観を尊重する、情熱的な愛好です。

年齢の属性に関する様々な嗜好

クロノフィリア(chronophilia):特定の年齢層、あるいは加齢のプロセスそのものに性的な興奮を覚える愛好の総称です。時間はギリシャ語の「クロノス」に由来しており、幼児から老人まで、時間の経過がもたらす肉体的な変化の「特定の段階」をフェティッシュの対象とする、あらゆる年齢嗜好を包括する非常に広範な概念を指す言葉です。
エフェビフィリア(ephebiphilia):思春期後期から成人になりたての「10代の若者」に対して性的な魅力を感じる傾向を指します。子供でもなく完全な大人でもない、その過渡期特有の瑞々しさや未完成な美しさに惹かれる心理です。ペドフィリアとは異なり、肉体的に成熟し始めた段階への愛好であり、若さゆえの生命力への憧憬が強く反映されます。
エフェボフィリア(ephebophilia):15歳から19歳程度の、いわゆる「青少年中後期」の層に対して性的な興味を抱く傾向を指します。第二次性徴がほぼ完了し、成人の肉体へと変貌を遂げる直前の、生命力に溢れた美しさを愛でる趣向です。この時期特有の不安定な精神性と、成熟しつつある肉体のギャップに魅了される層が多く存在します。
ゲラスコフィリア(gerascophilia):自分自身、あるいはパートナーが「年老いていくこと」そのものに性的な興奮や魅力を感じる傾向を指します。シワや白髪、肉体の衰えといった経年変化を、積み重ねられた経験や歴史として美化し、愛好する趣向です。時間の経過による肉体の変容をネガティブに捉えず、唯一無二の魅力として享受する姿勢が特徴です。
ジェロントフィリア(gerontophilia):高齢者に対して、際立って強い性的な関心や愛情を抱く傾向を指します。若さとは対極にある、円熟した包容力や枯れた美しさ、あるいは肉体的な衰えそのものに保護欲や性的な昂ぶりを感じる心理です。人生の終焉に近い存在への神秘的な愛着や、父性・母性への極端な憧れが投影されることもあります。
へべフィリア(hebephilia):11歳から14歳程度の、いわゆる「青少年前期」の子供たちに対して性的な魅力を感じる傾向を指します。第二次性徴が始まり、幼さが残る肉体に大人への兆しが見え隠れする、極めて短く不安定な期間への執着です。この年齢層特有のイノセントな雰囲気と、性的な目覚めの萌芽にフェティシズムを見出す心理を指します。
インファントフィリア(infantophilia):0歳から3歳程度の、言葉も未発達な「幼児」に対して性的な関心を抱く極めて特殊な傾向を指します。性愛の対象としては著しく逸脱したものであり、対象の絶対的な無力さや無垢さに歪んだ愛着を見出す心理。精神医学的にはネピオフィリアと同義であり、重度のパラフィリアとして分類されることが多い概念です。
メソフィリア(mesophilia):中年期の成人、いわゆる「ミドル世代」に対して強い性的な魅力を感じる傾向を指します。若者の未熟さや高齢者の衰えとは異なる、社会的な責任を負い、肉体的にも脂の乗った「大人の余裕」や、わずかな凋落の兆しが見える円熟味に惹かれる心理です。渋さや落ち着きといった、成熟した人間のみが放つ色気に魅了されます。
ネピオフィリア(nepiophilia):歩行や言語を習得し始めたばかりの0歳から3歳程度の幼児を、性的な興味の対象とする極めて異常な心理傾向を指します。インファントフィリアと同意ですが、より医学的な文脈で使用されることが多く、対象を性的な主体として見るのではなく、その完全な依存性と未発達さに歪んだ支配欲を抱くパラフィリアの一種です。
ニンフォフィリア(nymphophilia):一般的に4歳から11歳程度の、性的には未成熟な児童に対して魅力を感じる傾向を指します。語源は神話の妖精に由来し、子供特有の儚さや無垢な美しさに、神聖さと性的な昂ぶりを同時に見出す心理です。純潔への執着が強く、大人の肉体に変化することへの嫌悪感を伴う場合もあります。
パエドフィリア(paedophilia):思春期以前の子供(一般的に13歳以下)を対象とする性的愛好を指し、ペドフィリアのイギリス英語綴りです。意味は全く同一ですが、医学・法学的な記述においてはこの綴りが使われることも多く、対象の未熟さと無防備さに対して、保護欲と征服欲が入り混じった歪んだ性愛を抱く精神状態を厳密に定義しています。
ペドへべフィリア(pedohebephilia):思春期以前の「小児」から、思春期初期の「青少年」までを幅広く性的対象とする傾向を指します。ペドフィリアとヘベフィリアを複合した概念であり、幼い子供から成長の兆しが見える時期まで、未成熟な存在全般に対して執着を抱く心理です。発育途上の肉体への一貫した興味がその特徴となります。
ペドフィリア(pedophilia):一般的に13歳までの小児に対して性的な魅力を感じる、パラフィリアの代表的な類型です。子供の精神的な幼さや、第二次性徴前の未発達な肉体に固執する趣向であり、現代社会においては倫理的・法的に厳しく制限される対象です。対象との間に圧倒的な権力勾配が存在することに興奮を見出す心理的側面も指摘されます。
テレオフィリア(teleiophilia):20代から30代程度の、肉体的・精神的に完全に成熟した大人を対象とする、最も一般的で標準的な性的愛好を指します。子供や老人ではなく、生命力がピークに達している世代に惹かれる心理であり、対等なコミュニケーションや、成熟した肉体美、社会的な自立を性的な魅力の源泉として重視する、安定した愛好の形です。

自分とは違う属性に関する嗜好

アルロフィリア(allophilia):自分とは異なるグループや人種、見知らぬ「他人」に対して強い愛着や性的魅力を感じる傾向を指します。心理学的には内集団びいきの対極にある概念で、未知の存在への好奇心や、異質なバックグラウンドを持つ相手にのみ性的な昂ぶりを覚えるという、多様性への渇望が根底に流れている言葉です。
ヘテロフィリア(heterophilia):自分とは異なる性別の人々に対して性的な魅力を感じる、いわゆる「異性愛」の学術的表現です。異性愛が社会的な規範として当然視される中で、あえて「フィリア」の一つとして定義することで、自分とは異なる生理的特徴を持つ存在に惹かれるという、生物学的・心理学的なメカニズムを客観的に捉える言葉です。

自分に関する嗜好

オートフィリア(autophilia):他者ではなく、自分自身に対して性的な欲望を抱く、あるいは一人でいる状態そのものを愛好する性質を指します。自己愛と密接に関連しますが、より性的な興奮の対象が自己の肉体や存在に収束している状態を指し、自慰行為を通じた自己完結的な満足感に高い価値を見出す、極めて内向的な愛好スタイルです。

国・文化・人種の属性に関する嗜好

ブラックフィリア(blackophilia):黒人種の人々に対して、特権的かつ強い性的な魅力を感じる傾向を指します。肌の色や骨格、髪質といった身体的特徴にフェティシズムを見出すものであり、特定の文化圏が持つエネルギッシュなイメージや、異国情緒溢れる魅力に惹きつけられる心理が根底にある、人種好みの類型の一つとして知られています。
エスノフィリア(ethnophilia):自分とは異なる特定の民族や文化、人種的バックグラウンドを持つ人々に対して強い性的な魅力を感じる傾向を指します。異文化への憧憬や、その民族特有の風習、身体的特徴が、日常とは異なる「非日常的なスパイス」として機能し、情熱的な愛好へとつながる心理。ダイバーシティな性愛の一種と言えます。
ネグロフィリア(negrophilia):黒人、あるいはアフリカ系の人々に対して、文化・芸術的、あるいは性的に強い執着や愛着を抱くことを指します。20世紀初頭のパリなどで見られた「黒人文化への熱狂」を背景に持つ言葉でもあり、その生命力溢れる身体性に、文明社会の抑圧を解放するような憧れを投影する心理が含まれています。
ゼノフィリア(xenophilia):自分とは異なる国籍、言語、文化を持つ「外国人」に対して、強い興味や性的な魅力を感じる傾向を指します。未知のものへの好奇心が性的な昂ぶりと直結しており、異質な外見や聞き慣れない言葉に、日常を打破するような刺激を見出す心理です。多様性を愛するオープンな精神と、未知への欲望が同居した愛好です。

婚姻の属性に関する嗜好

アヌプタフィリア(anuptaphilia):独身であること、あるいは独身の人物に対して強い性的な執着や魅力を感じる傾向を指します。結婚という社会制度に縛られない自由な状態や、誰のものでもないという「未婚性」そのものにフェティシズムを見出す趣向であり、自由奔放なライフスタイルや孤高の精神性に惹かれるという心理的側面が強く反映されています。

職業の属性に関する嗜好

シプリフィリア(cypriphilia):娼婦や性風俗に従事する女性、あるいは広義に「性病」そのものに性的な魅力を感じるという特異な趣向を指します。女神アフロディーテの別称に由来し、背徳感や不潔感、あるいは職業的な性的熟練度に惹かれる心理が含まれます。社会的なタブーに触れることで得られる背徳的な昂ぶりが、この愛好の核心といえます。

人の関係性の属性に関する嗜好

ノバーカフィリア(novercaphilia):自分の「継母(血の繋がらない母)」に対して、禁断の性的魅力を感じる傾向を指します。エディプス・コンプレックスの変奏とも言えますが、血縁がないという事実が「家族としての親密さ」と「異性としての性愛」の境界を曖昧にし、そのタブーを犯す背徳感が強力な興奮を誘発する、特殊な家庭内性愛の形です。
パトロイオフィリア(patroiophilia):自身の家系や遺伝的な繋がり、あるいは「血縁関係」があることそのものに性的な興奮や愛着を抱く、極めて特異な傾向を指します。近親相姦的な欲望の根底にある心理であり、自分と同じ血が流れているという究極の同一性や運命的な繋がりに、逃れられない運命と背徳的な法悦を見出す精神性を指します。
ペンセラフィリア(pentheraphilia):配偶者の母親、いわゆる「義理の母親」に対して性的な魅力を感じる傾向を指します。日常生活における家族的な距離感と、血が繋がっていない「他人の女性」であるという現実のギャップが、禁断の欲望を刺激します。成熟した大人の女性としての魅力に、親族というタブーが加わることで生じる特異なフェティシズムです。
ソセラフィリア(soceraphilia):配偶者の両親、つまり義理の父や母に対して、性的な興味や愛着を抱くことを指します。家族としての情愛と、性的対象としての興味が混濁した状態であり、親族という社会的枠組みの中での背徳的な交流を夢想、あるいは実行する心理です。目上の存在、あるいは権威を持つ家族への服従や憧憬が根底にある場合があります。
シンジェネアフィリア(syngeneaphilia):自身の親族や血縁者全般に対して、性的な魅力を感じる性質を指します。特定の続柄に限らず、血縁という「逃れられない絆」を持つ相手を性的対象とすることに興奮を覚える心理です。社会的タブーを共有することで得られる、閉鎖的で濃密な人間関係への渇望が、性愛という形で表出したものと言えます。
シンジソフィリア(syngenesophilia):親族や血族に対して性的な執着を抱くことを指し、シンジェネアフィリアと重なる概念です。特に、血縁関係がもたらす心理的な同一性や、共有された歴史が、性的な興奮を増幅させる触媒となります。タブーとしての側面よりも、血という絶対的な繋がりから生じる深い帰属意識を、性的な法悦に変換する心理プロセスに特徴があります。
ビトリコフィリア(vitricophilia):自分の「継父(血の繋がらない父)」に対して、性的な魅力や思慕を抱く傾向を指します。家族内の男性権威への憧憬や、血縁がないゆえの異性としての意識が交錯する心理です。守ってくれる存在への依存心が性愛へと転化したり、母のパートナーを奪いたいという無意識の競争心が動機となったりする場合もあります。

性行為に関する嗜好

ジェノフィリア(genophilia):性行為そのもの、あるいは性的な事象全般に対して強い関心や愛情を抱く状態を指します。これは特定のフェティシズムではなく、人間が持つ「性」という営みそのものを肯定し、深く愛好する姿勢を示します。生殖や快楽といった生命の根源的なエネルギーに惹かれ、性的な交流に人生の重きを置くタイプです。
セクソフィリア(sexophilia):自分とは異なる性別の人々、あるいは性行為そのものに対して強い関心を抱くことを指します。ヘテロフィリアとほぼ同義ですが、より「性的な行為や役割」に重きを置いた愛好を意味します。男女の差異がもたらす摩擦や快楽を、人生における最高の刺激として享受し、異性との関わりに強い価値を見出す心理です。
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